2008年7月30日水曜日

四谷の夜警


真夜中の四谷・新宿通りを酔眼朦朧として歩いていたら、
“気をつけて”
と聴こえたような。


声の主はとあるビルの前に鎮座している狛犬ガードマンでした。

2008.7.18 四谷二丁目付近にて捕獲

2008年7月24日木曜日

風獅爺



台湾海峡の最前線に位置し、かつての国府軍の要塞島だった金門島の守り神。
その名も風獅爺。
沖縄のシーサーの源流というか同根の種族らしい。

島のいたるところにこいつらはさりげなく立っていて、
雄しかいないのは見ての通り。皆さん立派なのを立てていた。
それぞれユーモラスな表情で今日も島の守りについているのであります。

2005.8.14に金門島の民族文化村内の売店前で捕獲。

2008年7月18日金曜日

高輪西武ライオンズ


2007.12月24日。グランドプリンスホテル高輪の庭園内にて捕獲。
こいつなかなか凶悪なご面相。これではどんな悪霊も退散すること必至。
日教組大会拒否事件もこいつがいりゃなんてことない?クリスマスムードで浮かれる周囲を睥睨し西武グループを守るべく睨みをきかせておりました。


ふと足元見ると子獅子が踏みつけられております。<子取り>という子供を抱えた狛犬らしいけど、
こいつは千尋の谷に突き落とされる寸前?これじゃあ幼児虐待だな

番をするもの

実は狛犬好きなのである。

昔はあまり気にも留めなかったが、中華社会に住んでからというもの寺社だけでなくビルの入り口とかにもやたら生息しているので、以来、彼らの存在が妙に気になりだした。何も、中華系や日本の寺社仏閣だけではない。邪気の侵入を防ぐための石像の門番たちは姿を多少変えながらも世界中に鎮座している。

ちなみに、先月、ウィーンの世界遺産を見に行った際にも西洋版の狛犬たちが迎えてくれた。以後、機を見て過去捕獲してきた狛犬たちを紹介していこうと思っとります。


2008.6.21ウィーン・シェーンブルン宮殿で捕獲
老ライオンぽい。賢そうだが弱そう。



2008.6.21ウィーン・シェーンブルン宮殿で捕獲。
上半身は素敵な美女でした。


2008.6.21ウィーン王宮・新王宮前にて捕獲。
盾をもって半立ちの小獅子。シャッター音に目線をくれた。


2008.6.21ウィーン王宮・新王宮、シシイ博物館前にて捕獲。
旧王宮を見上げている大獅子。ハプスブルグきっての美貌を誇ったシシイ・エリザベート皇女も見守ってきたんだろうなあ。