2009年7月19日日曜日

でか!


台湾第2の港湾都市・基隆(きーるん)の丘の頂上ある中正公園。かつて日本の統治時代には台湾八景・旭丘と称された景勝の地で、眼下には大型船舶が行きかう基隆港が広がっております。
この公園には22.5メートルの白衣観音像が、やさしい微笑をたたえて聳えており基隆のシンボルともなっているのですが、この巨大な観音像が従えるのはゆうに体長15メートルはあろうかというこれまたギネス級の巨大な黄金の獅子像であります。
まるで、海に向かって台湾の島全体を、邪気から護るがごとく誇らしげな表情をしております。











公園の一角に廟があり、そこにもニヒルなやつがひっそりと後に控えております。
こちらのほうは黄金の巨大狛犬に比べればいたって地味ですが、なかなかのご面相。
とかく定型化しがちな台湾の狛犬のなかでは異彩を放っています。



2008.10.20 基隆市中正公園にて捕獲。