2009年1月30日金曜日

黄金の招き狛犬














とにかく中華系の人たちは黄金が大好き!
彼らに日本のイメージを問えば先ず第一に挙げられるのは福を招く「招き猫」なのだが、人気はなんと言ったって黄金の「招き猫」で、店先によく鎮座している風景をあちこちで見かける。

ということでこちらでは狛犬だって黄金が良いに決ってる、ということなのだろうか高雄のホテル・華王大飯店の玄関で出迎えてくれた金無垢の獅子2頭。邪気をはらうというよりは金持ちの客が入ってこいという招き狛犬的な役目なんでしょう。

もちろん純金なんかではありません。思ったよりも安っぽい感じでしたけど夜目にもぴかぴか光って人目を引いております。
顔も怖い顔で護っているというより、ようこそ当ホテルへとウェルカムモード全開のフレンドリーな可愛らしい笑顔に見えてきました。

2008.10.17 高雄市五福四路にて捕獲

2009年1月2日金曜日

地元の護り





谷原、田中、石神井、関、立野と近在の総鎮守である石神井氷川神社は室町時代に建立された古社で、太田道灌に攻め滅ぼされた石神井城の当主・豊島氏によって斉奉された。三宝寺池に黄金の鞍とともに身を投げたといわれる照姫伝説も地元では良く知られるお話。


武蔵野の深い緑に囲まれた権威あるこの神社を護る4頭の狛犬であります。高い位置から周囲を睥睨する2頭は天保年間から、その膝元で脇を固める2頭は大正7年からこの地で任についているそうです。

なかなか雄雄しいお姿ではありますが、むかしむかしから鎮座されているだけにご尊顔はちょっと爺くさい?
個人的には初詣のときにお会いするのが恒例になっております。



2008.11.2 練馬区石神井台1丁目にて捕獲