東京都大田区在住のKA隊員から投稿です。
ところは神田祭でおなじみ神田明神であります。
銭形平次もここ明神下の長屋にいたというぐらいですから長く江戸っ子たちの信心を集めてきた名所中の名所です。
ご自分のお仕事の成功祈願ということで参拝された時、大黒様や恵比寿様というめでたい神様たちと一緒にちょっといなせな狛犬を捕獲されたそうです。
スマートです。若々しいです。前方をキッと睨むスタイルはキリリと粋でいなせな江戸っ子好みの感じです。思わず豆絞りをかぶせたくなりますね。しかもクラーク・ゲイブルを思わせる男らしさも兼ね備えています。
建立は関東大震災で破損した本殿を再建した昭和9年。制作は動物彫刻で名をはせた池田勇八先生の手によるものだとか。馬の彫刻で高名な先生ですが狛犬も躍動感があってさすがの出来、東京の名所にふさわしいお姿ではありませんか。
今まで捕獲された狛犬たちのなかでもイケ面ぶりはNo1。
2009.11.12 千代田区外神田2丁目にて捕獲
2 件のコメント:
投稿者の此花ですー
イケ面ですか!
私はちがいのわかる女ではないのですが、
「いつも秋山さんが載せてる子は
丸いよなぁ、これほんとに狛犬かなぁ」と
思いながら撮っていましたw
はと胸ですよね。
作者が馬の彫刻を主としている近現代の彫刻家ですから写実的ですよね。昭和生まれの狛犬は日本では獅子ぽいのが多いですが、これは完全な犬ですね。
以前捕獲したやはり水天宮の狛犬にも似ています。
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